旧家の家宝を巡って次々と殺人がおき、居合わせた天才民俗学教授が謎を解く。
まったくもってパターン通りの2時間ドラマでありました。

 でも、普通じゃないのがその探偵役の蓮丈教授です。
薄幸女優:木村多江なのに男言葉!!
腕組んで 「任せたぞ」
・・・って可哀想な助手の三国(岡田)を、こき使うだけならまだしも。同室に並べて敷かれた布団で寝乱れるわ、捻挫して背負われれば耳元でささやくわ。
 学者バカで無自覚、という設定な様ですが・・・ガサツにはほど遠い色っぽさなので、若い三国を狼狽えさせて楽しんでいる様に見えすぎ(笑)
 原作「凶笑面」作者:北森鴻が、奇人としてヒロインを設定したのか、美人と男言葉のギャップが萌え?なのか、その辺も興味あるところです(^^;;;)

 ラスト、三国くんも「最大の謎は先生」と独白していますので・・・シリーズが続くなら、教授の困ったちゃんっぷりは深まる一方でしょう。だったらまた見たいなぁ(笑)

 西村さんは、大学事務室のお偉いさん。
フィールドワークで休講続き&予算を無視する蓮丈教授を、怒鳴りつけるのがお仕事でした! でも、ちゃんと工面して送金してあげるんですよー。優しいじゃないですか。

 しかし身なりはいいのに蓮丈教授、帰りの旅費ぐらいポケットマネーから出そうよ。