へー、取締役になる時って、退職金もらえるんだー。

 そんな豆知識はさておいて。
副社長もさしおいて出世するような、何をしたんだ島男が!!

 第一回からずーっと、ずーっと、島男が成功して褒め称えられるのを見てきましたよ。それですら、そんなもの凄いことしたようには見えないんですけど。他の社員だって同時に大きな仕事してるんでしょ?
 借金まみれで、妹は退社後に水商売のバイトまでしてる・・・ってのに、島男兄さんは良い店でデートよ(まさか秘書のおごり?)
 妹1人に苦労をかけてっとかいう問題以前に、ドラマとして成功の前後の生活にメリハリがないのよー。送迎のリムジンだけで済ませないでよ。

 そんなわけで、今回だけ独立してみれば・・・権力を与えられ、それに酔い始める島男、「成功の快感」に捕らえられてしまった島男の描き方は面白かったんです。
 でも、全然前回と繋がって感じられなくてポカーン。

 例えば、その仕事の成功と引き換えに取締役だってならハラハラしますよね。その為に、いままで築いた歌手だの女社長だの(和菓子職人も・笑)って人脈をフル活用してその結果話題になるなら納得いくのかなぁ。
 でも取締役:島男が何を悩んだって、もう借金返せたんだから、失敗したっていいじゃん。
 起業を迫る人もいましたが・・・・「**がしたい」という確固たるビジョンもない人に何を勧めるんだか(苦笑)。コンピュータに詳しいという切り札も全く活用されず!
 前回同様、草なぎ君の表情には胸に迫るものがあるのに、話がどうしょもないので感激したくないです。どうにかして〜。
 (ツレは島男出世でご満悦。どうしてこの展開が素直に受け入れられるのっ)