寅ちゃん名演説!!
 そういえば院長は、晶子の契約時説明ミスの時から「ついていいウソがある」と言っていた気がします。ここに繋がるんですね??

 記者会見から唐突に『2年後』に跳んで、更に唐突に記者会見に戻る構成に驚いたのですが、処分が”2年間の業務停止”に落ち着いたことで納得でした。
 こういうと失礼かもしれませんが奥さんの場合・・・・手順を間違えたわけでも内緒で新薬を使ったわけでもなく・・・・・じゃあ新薬を使わなかったら助かったかというのも微妙な訳で。
 ずっと「謎」だった事件の真相としてよりも、「妻が」「妻は」「妻と」と繰り返す黒木先生にとって奥さんはまだ亡くなったその人1人なんだなという絆を思い知らされた会見でした。

 そして2年後。
 書店で再会した剣崎が、なにやら恋愛ハウツー本なんか抱えてて失笑っ でもちゃんと、病気や身体のことについて興味をもったという会話があったり。
 医者として復帰した黒木との「約束通り生きていました」、という会話があったり。
 そうそう、中学生になるソウ太が「知ってたけど黙ってた」としっかり者のところを見せたり!(背は伸びてないけどねー笑) まだ黒木家に出入りしてたり!!

 変にメロドラマでなく、幸せで堅実な日常が続いていく予感で地味に締めくくる、このドラマらしい素敵な最終回だったと思います。
 晶子の生保レディ姿や剣崎との再会なんて、エンディングのタイトルバックで台詞無しに見せても良かったかもしれない要素ですが、晶子に「今が幸せ」ときっちり語らせてくれてスッとしましたー。
 ホントは、鈍い黒木先生とどうなるのか、この先が興味津々なんですが・・・その辺は勝手に思い描くことにしましょう。

 最後の回想で、1人その後が分かっていない人を思いだして哀しくなりました。末期癌だった、お金を山分けしたお父さん。赤ちゃんの顔を見るまで生きていられたのかなぁ。これも、そういうことにしておきましょう。

 とにかく、市の広報の乳ガン検診に申し込みましたよ。癌は他人事じゃない、でも不幸でもない、のかもしれません。
 素敵なドラマでした。