ちょっと待ってよ、「生きろっ」って言うならこんなところで放り出さずに!!

 そんなわけで、「ローレライ」見てきました♪
妻夫木くん主演というだけで誘われたら、SFだったんですね? それもちょっとレトロな(^^;;;)
 潜水艦の中、エンジンに酒しぶき浴びせる機関長だのエリの高い黒いマントだの見せられて、原作松本零士かと思いましたよー(違)
 その他、思い出すのが漫画「沈黙の艦隊」。

 時は第二次世界大戦終戦間近。
 広島、長崎に原爆が落とされる中、祖国を救おうと孤軍奮闘する日本海軍潜水艦「伊507」号(独逸製)には、とんでもない秘密兵器が搭載されていた・・・・。


(以下ネタバレ?)
 とにかく狭くてひしめき合う男所帯の潜水艦。そんな中に響く美しい歌声・・・・
 ポスターにもうつってるんだから言ってもいいでしょう。秘密兵器ローレライって少女です。
ナチスに改良されて超能力があるそうですよ。
 世話係にされた妻夫木くんと心を通わせ、ニッポンの危機をあわやで救うのだー。

 本当に潜水艦に乗っていたうちの死んだお祖父ちゃんみたいな人が、戦争映画を見るつもりで行ったら怒るでしょう。階級章を見分ける様なマニアさんも怒るのでは。
 でも、妻夫木くんを見に行っただけなら超オッケー。
(そんなヒトが、あの探査音”コーン”の意味、分かるんでしょうか・・・その辺は責任もてないな)

 地上組、白い軍服の堤真一も格好良かったですよ?。

 ただねぇ。
 野球のボールが・・・のエピソードはやめてー。
アレじゃバカ、とか、発電室とどっちかでいいとかいうドラマ的理屈もそうですが、SF的にほころんでませんか?。
 だって、ローレライは人が死ぬと機能停止する設定でしょう?? 敵艦が遠くで沈んで大騒ぎだったくせに、真横で起きたことには平然とされちゃ、彼の立つ瀬がないですがな・・・・。

 それより何より、超能力の役立ち方が微妙なんです。
 降る雨に感応する場面は美しかったですよ。でもさぁ要はメッチャ正確なレーダーっていうだけでしょう?
窓のない潜水艦、計器と音だけを頼りの航行と戦闘に優秀なレーダーが欲しい理屈は分かるんですけど、それって受け身。いっそ念動力で直接爆撃してくれたらいいのにー。ララァみたいにー。
 そっかぁ、ローレライの歌声を聞いた若い米兵、あれがアムロだったのかぁ(かなり違)

 とにかく、第3の原爆投下がどうなったのかは分かっているわけだし(^^;;;) あらゆることがお約束で進んでいく、その経過を体験する映画です。
 お茶の間で見てたらツッコミまくりで笑っちゃってたでしょう。でも、黙って画面を受け入れるしかない劇場でみると、ちょっと泣けちゃいます。

 田渕さんだの庵野さんだの、アニメ界からの参加も多いこの映画。外国でもオタクによろこばれそうな気がします。「パールハーバー」が日本で公開されたんだから逆もありよね。
 そしてやっぱり、普通の人は怒っちゃうかも(^^;;;)
(作中の元米兵、ローレライの正体を見せられて笑ってましたけど・・・小娘使って戦争してたなんて憤慨するところじゃないのかしら?)

 さーて、これから原作を妻夫木くんのビジュアルで読むぞ!!