うっっわー、つまんなかったぁ!!

 期待のゴージャス感、ゼロ。
絵画って難しいよねぇ・・・。宝石やベンツなら、とりあえず「大きい」という物差しがあるじゃないですか。直球でいくなら金の延べ棒や札束の山。
 でも絵画って、大きさじゃないもの。
 「実は本物」「ニセモノ」って、脚本自ら口先だけで評価を変えてありがたみを踏みにじってどうするんですかー。

 どうせ絵画を扱うなら、贋作集団を捕まえるために美術館をひとつ建てちゃうとか!
「このルノワールはニセモノです!だって本物は私の部屋にかかってますから」なんてどうでしょう♪

 タバコで焦がした「ひまわり」が真作と知った相島さん、悶絶してましたよね。絵ヅラはちょっと面白いですが、人類の宝を損ねるなんて、ギャグにしていいことじゃないです。しかもお嬢ちゃん気づいてないんだもん。
きちんと「だめですよ、真作なのに先輩」って注意してあげてくれないと(^^;;;)

 『ほんの5億円の絵』をぞんざいに扱うんじゃなく、『娘が描いたパパの似顔絵』をモナリザと並べて扱う、そっち方向に感覚狂ってて欲しいわぁ。

 ・・・ま、「七瀬記念美術館」に免じて今回はこの辺で。