ああ・・・・良かった生徒が死ななくて。

 なにしろ今回、お墓参りから始まります。
上の空かと思うと激昂する陰気な椎名先生に、「最近、変」とめだかちゃん。
 でも瑛太に言わせるとただ元に戻っただけで、
「めだかが来てからの椎名先生の方がよっぽど変」だったとか。
この辺り、そういえばめだかって新参者だったんだっけと思い出さされました。

 お墓の主は、椎名先生の昔の生徒でした。
自殺の前、相談をもちかけられたのに断ってしまったと今も悔やみ、責任を感じずにいられない。 生徒の私生活に一度踏み込んでおきながら、担任じゃなくなったら縁を切るというわけにはいかない。教師ってなんて大変な職業なんでしょう・・・。

 涙を見せながら、過去の事件を国見先生に語る椎名先生・・・。
「よく、打ち明けてくれました」…あれ?
てっきり国見先生は事情を知っているんだと思っていたのに。詳細を直接語るのはまた別ということでしょうか。

 ともあれ、昔の熱血を思い出した椎名先生がめだかちゃんと組んであたる某生徒の退学問題。やっと理事会から学費の貸しつけを承認された矢先・・・彼女が来ない、駆けつけたアパートには人だかりが。
 もうここで、心中か飛び降りしたかと思いましたよ?(^^;;;)ああ、良かった生きていて。

 深〜く考えると、椎名先生の立ち直り早すぎないか?とか。
 せっかく過去を打ち明けられてもめだか自身はかける言葉もなく、理事会の発言も椎名先生でめだかは成長したわけでもないよね?とか。
 嘘つき娘がもうウソをつかなくなったことは会話で保証されるだけ。彼女を信用できるエピソードが欲しかったよなとか。
 細かいことはいろいろあるのですが、私が「めだか」に期待する明るいテイストと爽快なラストがあったのでいいです。

 「あんたが殺した」と一度は椎名先生を責めた生徒も、分かってくれて。
「先生みたいな教師になりたい」という教え子の言葉は勲章ですよね。