ああ・・・切ないなぁ空しいなぁ。

 飛ぶ鳥落とす勢いだった新選組が、尾羽根うち枯らして傷病人連れて江戸へ。石まで投げられて。
「もっといい形で帰りたかった」んだろうになぁ。
 輿に乗せられている青白い顔の沖田。もう歩けないんだわ・・・・。
そんな沖田に、新選組に、礼の言葉をかける男装にヒデちゃん!!来てたんだ!!
 この場面での男装については「物騒だから」という意見をあちこちでみたのですが、私は
baddreamfancydresser: #46「東へ」とりいそぎ、ひとつだけ。>でレイコさんの書かれている
「ひでちゃんと沖田は『もう二度と会わない』と約束しているから、約束をしなかったヒデジロウとして来た」という解釈が好きです。
 ああ・・・哀しいなぁ。
 八木家との別れも、希望に満ちていた到着当時を思い起こさせて哀しい。箒なおしたり相撲したりしてたのに。

 そんな中、ホントに呆れる神出鬼没の捨助さま(^^;;;)
 追われる土方達を寺田屋にかくまう口利きをして、格好良く「あばよ!」と決めたのに・・・多摩へ戻れるとなったら速攻でへにょへにょでした。可愛いヤツ。
 で、次の場面では浅黄の羽織来てますよ!入隊かよ!!

 江戸で勝海舟に叱られている将軍も可笑しかったです。
その決断に家来の命運がかかっていたと思うと可笑しいどころの騒ぎじゃないのですが、いちいち楯突く勝海舟:野田秀樹っ
「京の街を焼け野原にしとうなかったのじゃ」
「おかげさまをもちまして、江戸の街が焼け野原に」
町人上がりが将軍さまにこんな口きいていいのか(^^;;;)。で、「どーすればよかったのじゃ」って将軍切れてましたが。
この時代、大阪城からちょっと江戸に電話かけて相談するわけにいかないし。大局の見える側近って大事だったわけですよね。
 松平の上様・・・「余は口惜しい」とか言ってるあなたのせいでもあるんですよ・・・(涙)

 6年ぶりに戻った我が家の安普請。
あと何日ここで暮らせるのかしら。