「カルネ。フランス語で手帖っていう意味なの」
スペイン語では『肉』ですが。

 そんなわけで、横領した一億二千万円を元手に銀座にバー「カルネ」を構えることになった米倉涼子。
 その横領が罪に問われないのは、黒革の手帖・・・ 銀行員時代に盗み見た秘密、脱税用架空口座を書き記したもの・・・を握っているからです。
(支店長に渡していたのに、やはりもう一冊持っていたよね。)

 元から、ホステスのバイトはしていた様でしたが・・・昼の顔を捨て、銀座で生きる決意をするヒロイン。逞しいよね。元上司に脅しをかける立場で 銀行に乗り込んでくる場面なんてスッとしました。

 銀座も脱税も不倫も念書も、全然縁のない世界ですから、ふ〜ん、へ〜え、ほうほうってなもんで楽しく見られました。

 それに、米倉涼子が思いの外良かったわ。
本来ツンとすました美人型の彼女。キャーキャー騒ぐ明るい役よりも似合っているのでは。キッと睨む目の下のクマも陰気でいい感じ♪ 服がどんなに派手でも「銀座のママ」なら当たり前だしー。

 脇役の男性陣も豪華で、エロ院長、ギバ校長、仲村議員秘書がこれからどう絡んでくるのか楽しみです。
 釈由美子のエセ大阪弁はご愛敬かな。