「絶対結婚させてやる!」と上司(笑)

この前は小説を読ませてやりたくて、こんどは嫁!
青二才の家族論なんか黙って語らせてやって、本当に優しい上司ですよね。そして棟居に「人間」になれと言ってくれているわけですよ。
(・・・・え、まさかタイトルってそういうこと??)

 記憶にも靄をかけて、見ないように行かないようにしていた横須賀。捜査で訪ねた裏路地は、まさに棟居の父が殺された場所だった!
 この辺、日時も年頃も確認せずリンチ殺人=「俺の父だ」となってしまうのは謎なのですが、戦後もずいぶんたった設定で、そんなことが年に何件も起きるモノではないぞってことなのでしょうか。
 また、個人的にはリンチの詳細なんかより、『子供が泣いていたわ』って記憶を語って欲しいのですが・・・その辺はしょうがないか。

 現場ではかなり錯乱していた棟居ですが、逃げていた過去と向き合った事実は彼を大きくしたようです。幼なじみに「行って来たよ」と語る顔は暗くなかったものね。
 自分をしっかり持つためには、辛い記憶も捨てちゃダメってことでしょうか。
 それが、どうやら過去を捨てたらしい知事候補マダムにリンクしていくのでしょうか。

 もうひとつ、清涼剤は中年連盟です。
 どうせ家出して愛人と一緒だよと毒づく刑事に、キッパリと否定。
「私がその愛人ですから」
 更には、セックスのこと聞かれてバカ正直に答えて怒られてる(笑)

 風間杜夫の愛人さん、見て見ぬフリのできない人らしいから・・・事件が解決してもなにくれ、足りないモノはないかとか様子を見に来る仲になりそうです(それでまた、ケンカするんですよ・笑)