相変わらず記憶のないキッペイ義兄さん。

 ご近所さんに話しかけられては狼狽え、昔切った取引先の男には殴られ。
”知らない人が自分のことを知っている”
という、記憶喪失特有の不安に苛まされています。

 で、彼ら親子をひきとった観月ありさは、病院だ役所だと廻る都合で仕事が中途半端。どうやら来週には過労で倒れるらしいですよ。

 ・・・と、いうエピソードの一つ一つは「ほうほう」「なるほど」と観ていられるのですが、全体として何が言いたいんでしょう。「光とともに」が自閉症について啓蒙したように、記憶喪失症について世間に知らしめましょう・・・・っちゅーわけではないでしょう??
 困ったときに必ず現れる玉鉄くん、自分の仕事は??(笑)

 いちおう、迷子の息子をみつけた時の
「お父さんはずっと一緒にいます」発言を受けて、自分の決断は正しかったとヒロイン納得で納まるわけですが・・・彼女の成長物語でもないでしょう??
 この先、恋になればしっくりするんでしょうか。タイトルの「君」は誰なんでしょうか。

 観月ありさ、顔丸い。