あああぁぁ…子供が死ぬ……orz
しかも手を尽くした末ですらなく、遠方の医療につながるまでに手遅れになって。辛すぎる。
それが広大な北海道の現状?今も??ジャンルとしてはドクターヘリや万能救急車出動もの系かもですが、第1話での無力感半端ないです。

 1人亡くなると開かれるケース会議。
どの時点で、どうすれば助けられたのか。淡々と詰められていく現実は厳しくて、新設PICU(小児専門集中治療室)メンバーに出来たことはほとんど無い!! かろうじて言える仮定が
 もしも、ヘリがあれば。
 もしも、ここにPICUがあることが周知され、せめて4時間早く移送されていれば。

 だから道知事(菊地凛子)が動き、だからPICU科長(安田顕)は最初に軽症と誤診した老医師(イッセー尾形)を訪ねて丁寧に励ますんです。
「怒りにきたと思った」
と、同行した新米医師(吉沢亮) 。 土下座で迎えた老医師も叱責覚悟、下手したら廃業もよぎったでしょうけれど、そんなことよりすぐPICUに繋いでくれる方がどれだけましか。

そうそう、新米志子田くんは初めて目の前で患児を亡くして涙にくれて
「どうして平気なんですか?」
と定番の台詞でベテラン勢を責めるましたが。平気なわけがない、泣いて生き返るなら泣いている。次の患者こそ救える様の、ケース会議ですよね。

 これまで各地でPICUを開設し、軌道に乗せてきたという植野科長。改善した土地があるんだー!良かったー!

 さてその、現時点では戦力にならない新米志子田が主人公です。
冒頭ではまだ医学生。旅行先で、体調を崩し病院に向かう有名子役の星野沙羅(諏訪結衣)とすれ違います。何科に行くかも、医師になる意味も定まらない坊ちゃんが、その子の急死報道に衝撃を受けたんだろうことは想像で補って、3年後PICU配属からの本編を見ていた訳ですが。
当時、北海道の小児救急の問題を道知事にお手紙していたのかー!(そんな内容にしてはレターセットが可愛いw)   変わった苗字で、関係者各位分かって配属してたのかー!

 と、皆の熱い思いと問題点を把握させて次週に続きます。

 PICU他メンバーに、救命救急医(木村文乃)と看護師(高梨臨)    その他、患児が来るとわらわら集まる、麻酔医(甲本雅裕)救命救急医(中尾明慶)小児外科科長(正名僕蔵)小児科科長(松尾諭)のデキる感が楽しいです。 デキる結果が『治療不能』なの悲しい……

 設定には興味津々。でもまた絶対、患者は子供でしょう??重体の!!つ、辛い〜
医療訴訟にも触れる様です。ああ〜