無理無理〜!とツッコミ入れながら、1話ぐらい最後まで見るかと耐えていたら案外楽しくなってきましたw  原作の力なのかな。

 ヒロイン和子(わこ、吉川愛)は、とにかく美形が好き!美しい(=女性のような)男性に見つめられたい!でもマンガ編集者の仕事では、一般ウケやセオリー優先にすべし!と指導されてモヤモヤ。
 そんなある日、高校の後輩周(めぐる、板垣李光人)に再会。いじめられっ子が美少年スタイリストになっていた上に、和子を熱愛??

 高校時代、揶揄われる周を和子だけは「可愛い!」と褒めてくれて今の自分がある、と。化粧もレディス服も堂々と着こなし、裁縫も上手な周に、和子は女子力で完敗ですorz それでいて「和子さんは僕のヒーロー☆」と持ち上げられて、現在の我を曲げている自分との差に戸惑い…。
 ついに会議で『いろんな漫画があっていい』と発言した和子は、以前没にした漫画家にも謝罪。美形だらけで意味不明(上司談)な作品が好きだった!と毅然と告げます。

そして周にも「同担に」「顔新規です」とオタ用語で告白?? 訳すと、顔から好きになったので
「もっと周くんのことが知りたいです!」
ですって!良いじゃ〜ん!
「ラブコメの掟」と同じく漫画関係、交際お試し期間でも、こっちはちゃんと恋が始まってますよ!!

 冒頭、「美しすぎる〜」の連呼に共感できず
ほぼ女=美しい  なの?
板垣李光人=美しい の?
と困っていたのですが、それが性癖という多様性の話なら納得!ヒロインには女顔で小柄でほっそりが1番美しく見えるのね!全女性が男は身長180cm以上じゃないとだの、身長差は13cmがピッタリ☆だの言ってるわけじゃないのは同意です。
キラキラ少女漫画の作者が、小太りで普通の男性なのもナイス多様性。少し前なら、漫画家も周も美形ゲイ設定になったのでは…。いや、そうなるとBLでジャンル違いになるのかな??

 脇で、俺様人気モデルキラ(桐山漣)も恋?
キラのワガママに苦言を呈した編集長(水野美紀)45才に壁ドンで迫ったら、腹に拳ぶち込まれて拒否w「面白い女だな…」って古いぞw

 ちなみに雑誌で撮影され、グッズが和子の部屋を埋め尽くすのは「有吉の壁」KOUGU維新! 刀剣男士みたいな扱いで笑いましたw
編集部の嫌な上司にはおいでやす小田、キャスティングわかってますね!

 ヒロインどこかで見た…と思ったら、成長した吉田里琴ちゃんでしたよ!頑張れ! 吉川愛が割としっかりした体型な分、板垣李光人のほっそりが際立ちます。