30分ドラマが多い!

 2月も半場になってやっと、やっっっっと出揃いました冬ドラマ。1話をレビューしたドラマが、連ドラ16本に、深夜30分ドラマ17本! 何この本数。とにかく今期は30分のドラマが多いんです。
若い人が録画じゃなく配信で何でも見るようになって、短い方が見易いのでは。若くない身にも、その方が楽…。もう随分前から、初回拡大版は見る気を削がれて嬉しくありませんからねえ。

 深夜の30分ドラマ=おバカ系かエログロ、だったのはひと昔前。ゆるっと系や恋愛ものまで各種あり。「ハイポジ」「SEDAI WARS」はターゲットがひしひしと高年齢層です。 実在店紹介もの「絶メシロード」「今夜はコの字で」も、定番感。奈緒は銭湯入りつつ婚活し(「のの湯」「やめるときも、すこやかなるときも」)、山田裕貴は世代代表で戦いつつ変態(「SEDAI  WARS」「ホームルーム」)何この重なり具合w

 重なるといえば「知らなくていいコト」「テセウスの船」の、どちらも親が大量殺人犯。「ハイポジ」「テセウスの船」は過去に戻るところが同じでもイメージ重なりませんでしたが、さすがに親が…は特殊すぎる上、どちらも毒殺&でも真犯人は違うかも、と共通項な上に、回が進んだら「テセウスの船」主人公の妻が事件記者になってますます既視感w  罪をかぶったり冤罪だったりさせるのに、接触せずに殺せる毒が都合良かったのでしょう。他に可能性として爆弾…は、それなりに準備や技術が必要ですもんねね。

 犯罪つながりで「ケイジとケンジ」、主演:東出昌大の不倫報道で変な感じになっちゃって、ドラマとしては普通に面白いのにもったいないですorz 

 「病室で念仏を唱えないでください」は、医療ドラマに坊主を抱き合わせ、毎回患者が死ぬ話作り。しんみりもしますが、実際に身内を亡くしたばかりの方には奇跡が起きて患者が助かるドラマよりも共感できるとか。目から鱗でした。

 女子高生もの「ゆるキャン△」「女子高生の無駄づかい」
男の気配なくぶりぶり可愛い「ゆるキャン△」と、『モテたい』のにガサツな「無駄づかい」、この両極。どうせならアニメ「映像研に手を出すな」(NHKで放映中、大ハマり)みたいに何か成し遂げたい子達を描いて欲しいのになあ。3作とも漫画原作の女子高生モノなのにね、同じクラスにいても接触なさそうw

 漫画原作…は16作、小説原作6作、30分ドラマは特にほぼ漫画原作、小説や下敷きエッセイもあって、17本中オリジナルって3本w 連ドラだって、オリジナルは16本中6本ですもの。脚本家になるのはますます狭き門ですね…。

 今のところ見続けているのは以下の12本です(^^)

「ホームルーム」        「やめるときも、すこやかなるときも」
LINEの答えあわせ」       「絶メシロード」
「この男は人生最大の過ちです」 「ハイポジ」
「伝説のお母さん」       「恋はつづくよどこまでも」
「テセウスの船」        「知らなくていいこと」
「ケイジとケンジ」       「麒麟がくる」