のっけから遺体が「葉村晶」!
タイトルにも不運と謳われる探偵が、殺されるまでを描いちゃうのかと思いきや方向が違いました。終始不機嫌なシシドカフカがかっこいいです。ボサボサショートカットも意外に似合うね。

 冷静根暗なハムラアキラ(シシド・カフカ)宅に、突如現れるチャラい実姉珠洲(MEGUMI) 次から次へと男に貢ぐ金をアキラに無心。断っても勝手に家財道具を売られ…と回想が悲惨orz  そんなとんでもない姉が、いきなり『セブ島旅行』をプレゼントしにわざわざ?パスポートがないなら今から作ろうと熱心に?
 休日は家で本を読む!と、海外行きを断固拒否したアキラでしたが、そこへ探偵の依頼。幼馴染メイの夫を名乗る生沢曰く、妻を見張っていてほしい。100万円支払おう。いやいや休日だって言ってんだろ、と不機嫌全開のアキラは塩対応。他の探偵を紹介します、信頼できる人を紹介します、それともご自分でどうぞ。と、喫茶店で押し問答をしている間に世間に流れていたニュースが、冒頭の死体発見。黄色いコートで顔を潰された遺体は「葉村晶」さんと見られ…
知らない間に歩く死体にされていたアキラなのでした。

 早速「葉村晶」の職場である本屋に警察が。
なんでも、本屋のバイトとして採用されて彼女の転々とした職歴(押しかけてくる姉のせいだよね)を面白がった店長(中村梅雀)が探偵事務所も始めたせいで女探偵を兼任なんだとか(^^;;;;) 集まっていた常連も皆、アキラが何かした側だと決めつけるわ、被害者側と察しても面白がるわ、推理マニア丸出しで不謹慎ですorz  
コロシの被害者として家宅捜査されるアキラ宅。がらんと何もない部屋は逃亡犯のようと怪しまれ(姉のせいだよね…)不憫なり。

 入れ替わりで帰宅し、やっと「葉村晶」さん殺害のニュースを知って警察に向かおうとするも殺されかけたアキラ。とりあえず大流血の手当てを書店でする間、謎のイケメン警視(間宮祥太朗)の問いかけに答える形で、薄々気づいていた事件の真相がまとまっていきます。

「今度の男はいい人」と、海外旅行を持ちかけた姉珠洲。
やたらアキラを車に乗せたがった生沢。妻の見張りを持ちかけながら、本人と話そうとすると唐突に依頼は打ち切りに。この2人がぐるだとすると。

 遺体は生沢メイ。それを隠すため、入れ替わりに選ばれた身元がアキラだった。埋めもせず目立つコートで放置して発見させて、珠洲が姉として「晶です、間違いありません」と証言すれば、見事生沢メイ殺しは完全犯罪に。もしセブ島に行ってたら、そっちで殺されていたのかもね(帰国後、金で説得を考える警視。お育ちが良いw)

 そして港で対峙する珠洲と晶。自分の写真を貼った生島メイ名義のパスポートまで持って!豪華客船に乗るつもりだったって? アキラの誤算は、また男に騙されたとばかり思っていた姉が、むしろ主犯で晶を殺すつもり満々だったこと。えええー。
「私をバカだと思ってるんでしょ?」
と煽る珠洲、うーん、後釜の内縁の妻におさまるならまだしも、生島メイになりすますのは即バレ必至でバカだと思うよw  

 実の姉に命を狙われる。
珠洲の自殺を止められなかったこともあり後味の悪い事件ではありましたが、葬式で全吹っ飛び。母が来ない理由が
「黒を着る気分じゃない」
他の姉2人も母の態度を肯定で、側にいたのに助けられなかったアキラを責めるとかマジか。珠洲の死を悼む様子もなくて、一体葉村家どんな修羅の館だったのか。厄介者の黒い羊」だった珠洲。でもそれは晶も同じ、と言い遺されて。
これから起こる事件より、葉村家や母に俄然興味が湧いてきましたw  
 また、アキラの無数の職歴が探偵業に活かされる展開が見たいです(アメリカドラマにあったよね、毎回「昔手品師だった」「飛行士だった」「サーカスにいた」と特殊技能の数々を「え、言ってなかった?」で済まされるのw)