なんかもう、神々の遊び。 つまらなくはないのですが。

 そもそも誰も、結婚できなくても困っていません。仕事は順調で、友人がいて、居場所がある。健康で高収入な美丈夫たち。

あの中傷ブログの主の様な、あれもこれも上手くいかないカネもない、やっと彼女できたけど可愛くない、と腹いせに成功者をこき下ろして溜飲下げる様なクズとは違って、もうしないなら制裁も加えずに見逃してやる余裕のある人たちなんですよー。だったらもう、どうなったっていいじゃん?

 最初から桑野に優しかったカフェママ有希江さん(稲森いずみ)が、終盤は並んで観劇もして、その後の食事もして、うんちくを楽しんで聞いているかと思えばちゃんと反抗もできる人でうまくいきそう。←ってことは、もう1人の弁護士先生(吉田羊)が本命なのねーとなる作劇セオリーw  まどか先生とは毎回ギャンギャンと喧嘩ばかりなのですが、それが本気で向き合ってる証拠なんですとよw  イヤイヤ、静かに桑野をいなせる人とくっついてくれた方が周囲が平穏です。

 とある訴訟で、夫のために証言する桑野氏。妻側のまどか先生。
設計中の家は「究極の一人暮らし向け」バストイレTV冷蔵庫、全てがソファーから5歩以内に!広々とした別スペースは倉庫w 家中を鉄道模型が走り回るぞー! なので、愛人と暮らす予定はありませんってw   一人暮らし最高派の桑野にやり込められて、1人は寂しいというのは人として自然な感情でしょう、と喚き立てるまどか先生…うるさいし怖いよおorz 

 もっとも思うところはあった桑野氏。夫婦向きに設計を直したおかげか、見事夫婦も復縁しましたよ。
更に、実母のために静岡の実家に帰る、と気が進まない移住を計画するまどか先生。「その方が結婚できる」などと茶化す桑野は想定内ですが、なんと移住は反対ですって。ついに
「あなたがいないと(つまらないし)寂しくなるので」
と、引き止めワードまで!来たー!

 しかし別にラブにはならず。ぼかして終わるのがこのドラマらしいですよね(それだけに「そういうこと言われると嬉しい」発言に「男性に」とついてるのが違和感~)
思わず感涙、帰るのはやめます!と宣言したまどか先生でしたが、じゃあ「次は本番で」と言いだされ、出てた涙も引っ込みますよw  え、他にも引っ越す人が? いや、せっかく考えてきた口上なのに途中で噛んだから、完璧に言い直したいんですってよ。ただし全部はまどろっこしいから途中からw  録画メッセージじゃないんだからw
嬉しい言葉ならもう一回言われたらもっと嬉しいのでは、じゃないよー。ついさっきの感動すら台無しだよ!


 と、桑野の変人部分はしっかり残しつつ、人付き合いを大事にするようになった様子を描いていて微笑ましいのやら、迷惑やらw  有希江さんがもっと積極的にアタックしたって良かったし、そうでないなら変にラブをほのめかさず、全員等距離で茶飲み友達でーす、でぜんぜん構わないのにね?


 前作でのライバル?金田氏が! 例の薬丸氏が1人キャンプブログで紹介する「田舎暮らしの本を書いている、新しい友人」でしたw