「お客様は 仏様 です」
死んでますもんね!このキラーワードには、何度でもクスッときてしまいますw  原作者これ思いついた時、嬉しかっただろうなあw

 と、いうわけでここはシ役所。
自殺課、他殺課、老衰課…様々と、死因で別れた担当部署を探して彷徨う、血まみれ足折れの事故風や包帯&寝巻きの入院患者風など様々な……死者たち。その中で目覚めたヒロインミチル(黒島結菜)だけが、ぱっと見無傷。
「殺されたんです!」
と主張するので、総合案内のシ村さん(松岡昌宏)が殺人課に連れて行くものの、記録なし?

 その一方で、自殺課に案内された飛び降り自殺の少年鹿野(織山尚大)は、理由を細かく書かされてキレ気味です。イジメの内容や家庭の事情、思い出したくないよね。
しかしなんと、いじめた相手も死んでいて、それも他殺。お前のオヤジに轢かれたぞ、と殴りかかってこられたものの、母の再婚相手が何故そこまでと、当惑する少年。義父は自分には興味がない筈なのに。全て知った上で、心配して見守っていた可能性をシ村に指摘され、なんとかもう一度義父と話したいと願う少年ですが、今更ちょっと生き返るとか、義父が死んでやってくるまでずっと待つとか無理なのよ~。
 生きてるうちに、もっと話しておけば良かった…。
そんな後悔を、視聴者/読者はしないように作品から学ばなくてはなんですね! ←しかし、それ義父にだけ? 日記はきっと両親で見て、母も一緒に泣いたでしょうにね。ほんとお母さん可哀想。息子は自殺、夫はその同級生を殺害でおそらく逮捕されて独り遺り、今頃マスコミからもみくちゃでしょうにorz  まあ14歳7ヶ月と14日の人生経験じゃ、お母さんってそれでも笑顔しか浮かべない生き物なのかもねー。

 行き先不明でうろつくミチルは、ニシ川イシ間と各課所員がファイリングされた戸棚を見つけます。なんと彼らは死刑囚…? 常に笑顔のシ村も? ミチルが見覚えある所員って、有名犯罪者ってこと? そしてミチルの本当の死因は?(昏睡程度で、まだ死にきれてないとか?)

そうした謎とセンチメンタルで、説教臭さを和らげている感じw もうちょっと見てみます。