冷えピタを何枚貼っても体温は下がりませんよ、シェフ……。

 辺鄙な場所にフレンチレストランを、単なる趣味で始めた適当オーナー仮名子(石原さとみ)に振りまわされる従業員達の苦楽あれこれw いやあ、石原さとみは可愛いんだけどとんでもない。早々に
「あの人に期待するのはやめよう……<諦観>」
と、全員の意見が一致するわがまま勝手さを、見事に体現していますw 

 片っ端から声を掛けたスタッフが、やっとなんとか揃ったのがオープニングパーティ4日前。そこから日程変更するでなく、元美容師(志尊淳)元牛丼店店長(勝村政信)といった新人をフレンチレストラン店員に仕込むのは経験3年の伊賀くん(福士蒼汰) 食材の手配から原価計算、保健所のトイレチェックまでスタッフに丸投げで、オーナーは仕上がりを褒めるだけw
 そう、誰かを責めるわけじゃないのよねー。むしろ基本ニコニコと、より適当な方向に納得力を発揮w パーティ当日誰も来なくても、失敗じゃない。だって私たち(たち?)一生懸命準備したもの!来ないのは客が悪い! え、えーっと。うん、貴女がそれでいいのなら。レストランドラマ数あれど、ここまで『完璧じゃなくたっていい!』と言われて納得できるのも珍しいw 『あのオーナーの友達なら、不出来も楽しんでくれる筈』と伊賀くん。確かに!

 なにしろ、誰もこなかった原因もオーナーの招待状作成ミスw 4/31って存在しない~w 慌てて電話しまくれば、あの人里はなれた場所に友達が集まるんだからオーナーも人望はなかなかのものですよ! そしてとんでもない空調トラブルでお開きになっても、みんな笑顔!それもすごいことかもw

 ロワン・ディシー=この世の果て、という立地に合いすぎる名のフレンチレストラン。美味しい料理で、がぶがぶ酒飲める店になるそうですよ(でもトイレは隣の葬儀場で借りるw)
次回もどんなトラブルが起こり、どんな無茶理論をオーナーがぶちかますのか、楽しみです。そして冒頭で優雅に紅茶飲んでた舘ひろしは、誰でしょう。出資者なのかな?(原作読んでたはずなのに、何も覚えてない……w)