ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

「風林火山」1〜3 ☆☆☆

 なんだニートとひきこもりの話??
そして家族との断絶確執。
昨今ワイドショーを賑わせる事件とも相通じる、なんだか現代的な話になってきてませんか?戦と武士道の、戦国武将物語を見るつもりだったのにー。
 ニートの方なんてジオラマ制作まで始めちゃって、ますますオタクに(^^;;;)

 でももちろん後に大成するんですもんね。

 この才気溢れながら不遇な2人が、これから出会って意気投合するかと思うとワクワクします(1人の百姓娘を巡って??)

 鹿狩りのジャマで怒っちゃった殿様の放った矢は……やっぱりミツに当たっちゃったのかなぁ。せっかく見つけた小さな幸せだったのになぁ

「今週、妻が浮気します」1 ☆☆☆

 美人の奥さん持つと大変。

 今までピクリとも疑わずに来たのなら、背中出してようがエステに30万円かけてようがどーんと構えていたらいいのに、面白いほど動揺してます堂々くん(ユースケサンタマリア似合ってる)
 あれじゃ奥さんも、ホントに浮気してるならもう「ばれた?」って思うよー。逆に、携帯に即ロックもかけず会うのを辞めないのは、浮気じゃないからなのでは…。 でも連ドラでずっとひっぱったあげくに、誤解でしたねーで済まされても困るしねぇ。

 というわけで、色眼鏡でいい加減に見始めたネットネタドラマだったのですが意外や面白くて、妻の浮気を疑う主人公を見守ってハラハラでした。
 想像ですが、ネットの質疑応答に人生模様があった…という以外、主人公の実生活での同僚や職場の日常が不明で創作余地があった分、きちんと話を作ろうという意欲に繋がったのかと…(人間関係と日常がネタになっている「きらきら研修医」との対比で考えてますよ!!)

 混乱する主人公。仕事に向かう途中で浮気調査始めたり(遅刻してるのに!)、資料忘れたり、インタビューぼろぼろで逆ギレまでしちゃったりetc。
 動揺のあまり仕事がぐちゃぐちゃという描写はあまりに無残でしたが、そこで嫌な気持ちになるのも結構物語に引き込まれてたからだし。眼が覚めて速攻、侘びを入れにいって『いつもの土下座』が功を奏す展開は、相手の履歴に伏線があったりして、なんとか納得いく展開になっていたかと。

 そして最後、ネットの掲示板に「僕はどうしたらいいんでしょう」と書き込んで来週へ。
身近な人には、相談しようとして言い出せなかった描写もあって、「電車男」の恋愛相談よりは理解できるかも。あとは、どんな解答が来て、それでどんな行動に出るかが見物でしょうか?
 浮気予定日まであと3日(宇宙戦艦ヤマトか 笑)

 で余談ですが。
「家族」と同じくベッドが2つ並ぶ夫婦の寝室。ここで保育園児の息子はパパと寝たりママと寝たりしている模様です。小さい子に1人部屋あてがうよりは微笑ましいけど……夫婦生活はどうするっ 
 今回一応テーマにも関係ありそうなので書いてみたりして。洋室ばかりの一戸建て暮らしってそういうものなんでしょうか。

 お目当ての西村さんは、主人公の会社の法務担当。浮気中(^^;;;)
「足が臭くない」からと、奥さんに浮気を疑われてますよっ怖いっ そうか、どこかでシャワーを浴びてくるとそうなるのかー。奥さんもゴージャス美人(広田レオナ)で、面食いですよっこの男。
 主人公の堂々くんも、自分と同様浮気してると思いこんで仲間扱い。この先、メールチェック以外にもいろいろ法律面でマメ知識さずけてくれるんでしょうか。
(まずは、「旦那です」の一言で宿泊予定を教えてくれたホテルのフロントにダメだしして欲しい。そういえばアレレ、予約は相手の男の名前じゃなくちゃおかしくないか?やっぱり浮気は誤解?)

「拝啓、父上殿」1 ☆☆

 いいねぇ神楽坂。
夜に見ようとしてタイトル出る前に寝てしまいリタイアするところでしたが、試しに昼休みにみてみたら、これが面白いんですよ。
 路地裏を走り回る主人公、神楽坂の町並み、お馬鹿な新米、厨房、料亭。
二宮君の板前姿、いいですねえ。

 少なくとも料亭が忙しそうな為か、この前の喫茶店の話よりはピリッとしてるし。
新米が毎日父親に手紙を書く横で、誰だか分からない父親に自分も、心の中で語りかけてみる。いいじゃないですか。
 演技はまるで素人な梅宮辰夫(「もっと寄って」「もう寄れません」、達者な人なら絶対笑えるのに)も、包丁を握らせたいなら納得の配役です。

 乗っ取り騒動や主人公の恋といった用意されたエピソード自体にはあまり興味ないのですが、環境ビデオの様に心地よい視聴時間でした。今時の若造がしごかれてるのもいい気味で気持ちよいかも。あの元不良くん可愛いね。

「華麗なる一族」1 ☆

 華麗なるカレーパン!放映日にスーパーで山積みになっていて、つい買っちゃいました。結構おいしかったですよ。

 ……正直、ドラマよりカレーパンの方が評価出来るような。(^^;;;)

 やたら音楽が壮大で、凄いもの見てる感はあるのですが1時間半もかけたわりに中身ないですよね。
便利なナレーションはなんでも解説しすぎだし!(主人公の苦悩は、表情や背中で見せてよね) それでいて、溶鉱炉で起きた爆発が、未曾有の事故なのか日常茶飯事なのかがさっぱり分からない(大したことないなら長々ひっぱるなよ)

 まぁ主人公鉄平(キムタク)が、お仕事頑張ってるのは分かった。
でもパートのおばちゃん(50代)の間では『あの時代なら七三分け』という意見が圧倒的です(^^;;;)だよねー。40年も前のサラリーマン見てる気分にはならないもの風貌と言い喋り方といい。それとも、神戸の富豪の坊ちゃんはあれでいいのでしょうか。

 そして鉄平の父親が現役(^^;;;)なのと、祖父似と評判の鉄平が爺ちゃん子どころか、祖父と母の不義による「爺さんの子」なのも分かった。だったら鉄平ももっとお盛んでも…じゃなくって。
 鍵になる祖父の肖像画が安っぽいんですよ。何度も映るんだからもっと重厚に、年齢を重ねたらこんな風って貫禄つけて描けなかったのかなぁ。

 まぁこの先の、金融再編成による激動や、高炉建設がどうなるかとか、鉄平と一族の決裂とか、見所はたくさんありそうなので次も見ますけどね。
「白い巨塔」のワクワク感を思うと、この構成はちょっとのっぺりしすぎなのでは。

 ところで銭高常務!そう西村さんは完璧でしたね♪
こういう脇から支える実務派な部下はぴったりじゃないですか。無茶いう坊ちゃん上司の代わりに先方に侘びをいれたりして。でも、坊ちゃんは非常識な決断をするんですよ!
ああ、苦労してますね。
鉄平につきそう役どころ、次回から会社の場面が増えたら出番多いかしら、その辺楽しみです(^^)

「女一代記 向井千秋」☆☆☆

フツーじゃない2人がフツーに出会って、結婚をしました。
でも奥さまは… 宇宙飛行士になったのです!

 いやあ、凄い人です。向井千秋さん。
菅野美穂が演じることによって「かわいい」というオプションまでついて天下無敵。

 脳外科医に、いやそもそも医者になるだけだって大変なのにさらっとやってのけ、更に上、宇宙飛行士に。そして更に「もう一度宇宙に行きたいの」。
実話だからいいけれど、これが架空のドラマだったらついていけません。
そんな凄い人の横にいて、おもねりも競い合いもせずにいられるご主人もある意味凄い。

 原作「君についていこう 女房は宇宙を目指した」は以前楽しく読んだのですが、印象に残ったのが千秋さんの言葉でした。
『自転車が一台あったら、貴方が乗って。
私は横を走る。だって私の方が体力あるし。
 ベッドが一台あったら、貴方が寝て。
私は床で寝る。だって私の方が丈夫だから。』
そりゃそーかもしれないけど!

男なんだから、と意地を張る人だったら言われてもできないでしょう。しかもじゃあ万起男さん、フェミニストかと思うとそうじゃなくて、「ダメなら専業主婦にもなれるし」って、世界でトップの仕事してる人にかける慰めかよそれが!! なんだかフツーの日本男性なんですよ?。
ちょび髭におかっぱ頭で。……そこはフツーじゃないのに(^^;;;)

 でその、自転車で伴走する姿やベッドから転げ落ちて床で寝る姿(笑)、それぞれちょっと違うけどドラマでも描かれていておかしかったです。

 その他、ドラマではさらっと流してましたが千秋さんが紅一点な以上、待機家族が集合すれば万起男さんはブロンド美人に囲まれて黒一点。
危険な仕事をする「夫」の帰りを待って、カウンセリングを受けたり親睦パーティーを開いたりするプログラムにいつも男1人で参加されていたそうです。なんだか楽しそう(^^)

 「女一代記」シリーズ他の作品は見ていませんが、偉人伝というわりに苦労のない楽しい作品でした。もちろん、御本人千秋さんは人知れずもっともっと後悔したり、躊躇したりされたのかもしれませんが、ご主人のエッセイが原作なのでそういう部分はナッシング。
 将来、これをみて目指しましたなんて女性宇宙飛行士も出てくるか??


 お目当て、西村さんはNASDA(日本版NASAですね?)の、宇宙飛行士訓練生となった千秋さんや毛利さん土井さんのお世話をする人。にこやかで素敵な人でした。
 千秋さんを現地で支えろ、と万起男さんの背中を押してくれたんですから恩人ですよ?。
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