ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

「ただ離婚してないだけ」〜最終回 ☆☆

 うわ破水、怖ッ!

 あいつらを殺そう、と多勢に無勢の戦いを決心した柿野夫婦。火炎瓶を自作してみたり、家中の刃物をかき集めて吟味したようなのにやっぱり料理用の包丁を選んで、マットレス相手に自主トレしてみたりw  負ける気しかしません。包丁なんて、片刃だわ薄いわ、握りと刃の間に鍔も無いから自分の手を怪我するんだってば。サバイバルナイフでも買おうよ。

 とかツッコんでいる間に当日になり、待ち合わせ場所近くまで乗せてきた雪映(中村ゆり)を車に残して、大荷物の正隆(北山宏光)は歩き出します。一億円と見せかけて、危険物満載のスポーツバッグ。……しかし、ランボーばりに身体に巻きつけでもしておかないと、ジッパー開けてゴソゴソと刃物出す間、奴らは待ってくれないのではw やっぱり負ける気しかw
 夜が明けても戻らない正隆を、なぜか徒歩で探しに行く雪映さん。いや大きなお腹でヨタヨタと……車で行こうよ車で。 しかし目指した工場には遺体どころか争った気配もなく無人。絶望に彷徨う雪映の耳に届いたのは、巨大スクリーンから流れるニュースの

「柿野正隆容疑者(35)が、横浜北警察署へ出頭しました」
バッシャー   ← 途端に破水し、大量の羊水が路面を叩く音

 あの柿野製薬関係者が殺人。時期的にも賄賂贈ってた頃でもあり、確かにニュースバリューありますわ〜。そして破水は、それだけのショックを受けた、ということにしろ、もうびっくり。

 雪映の手前、戦う準備を装いながらも正隆の気持ちは自首に決まっていた様ですね。そうよね、勝ちめ無いものねえ。というか、もっと早く警察に駆け込む可能性だってあったでしょう。一億円を請求した側は、夫婦に見張りをつけておくべきでしたよね。 
   その正隆の背中を押したのは、父の遺言。
覚えてきたから言うね、って弟君……正隆抜きで遺言を開けるとかありえなーい、個人資産も本当は半分こじゃなく『正隆に全部譲る』と書いてあったかもと揉めかねないやり方なんですけど、まあいいや。
ちゃんと謝罪もあって蟠りが解けた上での
「偽りなく生きてくれ」
が、罪を重ねた男の胸に響いたんですね……。父も草葉の陰で仰天でしょうw 伝えた弟さんも、自分の収賄罪で執行猶予以上の罪状を兄が隠しているとは、まさか思わなかったでしょうしねえ。恨んでいた時よりもダメージ大きいことされているのが皮肉ですw

 で、遺産相当の5億円をスパッと萌弟に贈与。
うわー!多すぎるー!未成年にそんな大金、悪い仲間に毟られる! もらっとけと言ってる刑事(甲本雅裕)だって信用できないので、信託にでもして毎月受け取りにしなかったら、あっという間に使い切って贈与税支払う分すら残らない気がしますー ! そもそも小切手の使い方も教えてあげないと。
   それに一億ぐらいは雪映と子供に残しておいたって良かったのに。それは罪と穢れを引き継ぐことになっちゃうわけ?

 面会場面での子役ちゃんが人懐こく、仕切りのアクリル板に手を伸ばす様子が可愛い可愛い。あのストレス地獄の日々を胎内で体験し、流産もしなかった丈夫な子よねー。 
 というか、雪映が全く罪に問われていないって。萌(萩原みのり)を埋めたのも、掘り出して運んだ時も、1人だったと主張したのかな正隆。そして佐野(深水元基)…?
 佐野監禁は、しなかったことになっているのかな? もしもしー?

 1話冒頭の後悔のセリフが最終回にまでずっとずーっとリフレインし続け。、最後も
「ただ離婚してないだけ」
と夫婦で声を揃えてタイトルを唱えての終わり。原作がそもそもそうなのかもしれませんが、きっちり作り込まれたドラマでありました。
 ただ離婚してないだけ、夫婦というより同居人だよと自嘲を滲ませた1話での言葉が、最後にも生きてくるのねー。もう2度と会う事はない!と絶縁の宣言はしつつも、正隆が送った記入済みの離婚届は破って捨てる雪映さん。子供の父親として戸籍では繋がっていて欲しいのね。で、私たちは夫婦、ただ一緒に住んでいないだけ……でなくただ離婚していないだけ? ん? 意味が通じなくない? なのにシリアスに唱えられると押し切られてしまいます。

 まあいいか、それぞれに2人、幸せなら! 

「白い濁流」5、6☆☆

 わー、心臓の悪い人を煽るなんてこの悪魔!笑って見てないで、早く救急車を〜!!

 いやあもう、娘婿と舅になった好並(伊藤淳史)と北野社長(西村まさ彦)が、胸ぐら掴みあうわ、腹芸伝授で仲良く料亭土下座の行脚して回ったかと思えば、社長の椅子を争って大騒ぎで、見どころ満載でしたわ。腹黒いくせに家族の情に厚く、セクトーム絡みの不正を妻子に知られることには耐えられない北野社長。まして、亡き息子の最期の意思が父の告発だったと知られるぐらいなら、大嫌いな好並も婿に迎えて重役にするし。その娘葉子(藤野涼子)が産む子に社長の座を譲りたいー!
そうですねえ。婿憎しで縁戚でない社長を立てようとしてたのに、あっさり覆すほど孫は大事なんですねえ。しかし好並の表現がキモくないですか。

「孝彦さんの血を引く子」

 ……は?

 いや普通に、社長の血を引いてるからw そこで葉子の亡き兄出してくると、兄妹で何かあったみたいだからー!


 と、実際はゴタゴタ色々あれど、北野堂製薬の経営陣に加わりTM飲料を人気商品にし、雑誌にも取材され、新居も建ててお披露目パーティーだと傍目には順風満帆な好並。 一方でTMペプチド特許を争いかけた柏木(桐山漣)は、助教雇用を蹴りデータ改竄を告発、研究室を去った後は女子大で教えつつ夜は交通整理のバイト……。たまに某所で研究助手。 持てる者と持たざる者と対比しつつ本当に幸せなのはどちらなのかと。
 いや実際の画面で好並と対比されるのは、セクトーム被害告発に燃え続ける智子ちゃん(佐々木希)なのですが。彼女そんなにも持たざる者か? この4年で被害者を7人見つけるも、告訴には根拠が不十分とされて荒れていますが大手新聞社正社員なわけで(むしろ、寝たきりの子を家に抱えて4年経つお母さんの大変さよ。ワンピを商売にしたいなら2000円はダメ、他にない商品なら6000円は取って欲しい)
あれかな、好並が「本当に手に入れたかった物」 として智子は映されているのではw

 で、新居パーティーにまさかの夫の初恋の智子ちゃん 参戦。妊娠お披露目で牽制する奥様に、好並とはなんでもないし柏木とお付き合いしているから、って!! 持たざる者柏木にとんでもないぼた餅が降ってきましたよ? 
それにしても、心臓に持病があって子は望めないと知って娶った妻相手に避妊もしていないとは好並。妊娠を知らされて声を荒げる立場かな??

 さて仇敵山本教授(矢島健一)を失脚させて、TM飲料の保健飲料認可は目前。社長に就任。絶好調なはずの好並でしたが、ついに訴訟が。セクトーム被害隠蔽の証拠を、山本が智子に渡したからですよ。これは追い詰めすぎましたねえ。同時にTMペプチド自体に危険が見つかって?? ここからは転落の一途か、最後に智子はどうするのか?
柏木がどうにか報われますように! 

「准教授・高槻彰良の推察」最終回 ☆☆☆☆

 ついに、あの青い提灯の祭りへ!呪いの謎は解けるのか?

 と、あおり文句っぽく書いてみましたが、まさにその通りの見事な最終回で唸りました。うわあ。
ついに怪異と向き合う決心をし、元凶の祭りの村を訪ねる深町くん(神宮寺勇太)と保護者の高槻先生(伊野尾慧)&健さん(吉沢悠)

 1話から、怪異と見せかけて人が作り出した事件をずっとずーっと見せてきたじゃないですか。そこに、必死に祭りの秘密を隠そうとする村人など現れると、何か人の関与するトリックでもあるのかと。薬草が焚かれて幻覚を見ただの、自己暗示だのって言われつつ深町くんや遠山管理官(今井朋彦)の能力が謎として残る感じかと思っていたのですが……いやいやいや、普通に本当に死者の集いw  死んだお祖父ちゃんも本物w  そして代償を要求する亡者たちがマジ追いかけて来るじゃないですか!!

 しかし先生、慌てず騒がず。
田舎旅行が楽しくて仕方ない、のていで買い求めていた葡萄を置けば亡者はそれに群がり! それでも終われれば神社の護符の筍を投げ。最後に参道に捧げるのは三つの桃。この3回投げて逃げ切るの、民話のパターンですよねえ。重い荷物、先生と健さんが手ぶらで深町だけに運ばせるの酷いと思ってましたけど、彼のための荷物ならそりゃそうなりますか。そして桃には確かに、黄泉の国の食べ物なイメージありましたわ。筍と葡萄が寡聞にして初耳かなあ 。蔓や竹林ニョキニョキで追っ手を防ぐ系ならまだしも、品種改良で大粒のいい葡萄に群がる死者たち……みんな美味しいフルーツ久しぶりだったのかなw(道中で筍は、パックの水煮買ってましたっけw  護符があって良かった〜w)

 途中幻覚で、父の嘘や昔のイジメを垣間見。「深町くんは便利」 と語るゼミ一行に胸を痛める深町くんでしたが……「先生はそんなことは言わない!」と見破れた上、今の仲間はそんな幻覚の中ですら誰も嘘は言っていないことにも注目なのかもしれませんw  そして
「呪いは、呪われたと思ったら負け」!」
と声を合わせ、手に手を取り合って逃げる2人の信頼の絆って、もう。エモすぎる…!

 ところでその「呪い」という言葉。「のろい」とも「まじない」とも読めるわけですよ。瑠衣子くん(岡田結実)が見つけてきた貴重な文献には平仮名で「のろい」とありましたけれど、どこか元資料には「まじない」のつもりで書いてあったのでは、と先生。
 では自分たちの能力も、決してノロイではなく。本当に大切な人に出会うためのものだったと思うことにする!と、管理官に告げ誇らしげに歩み去る深町くん、成長しましたねえ若者よ。 管理官さんだって同郷でしょうに。俺は調べたよと諦めるのでなく、同行したらよかったのにねえ。 

 そしてwowowでの第二部に続く。
嘘探知能力はそのままに、天狗の存在する可能性も爆上がりで一体どうなっちゃうんでしょうw 楽しみです!  瑠衣子は何も知らないままなの?  

「ただ離婚してないだけ」11 ☆☆

 捕まっちゃってたんだね佐野(深水元基)……。
束の間の自由から、命の綱の盗撮データも取り上げられての拷問に口封じでした。合掌。

 一方の、絶望の逃避行で海に向かったらしき柿野夫婦。佐野死亡の報道を受け、訳が分からないままに普通の暮らしに戻ってこちらも、束の間の幸せを味わうのでした。
 ここで分からないのが、そのニュースに金貸し(杉本哲太)は笑っていたこと。適当な死体に佐野の名刺を持たせて警察を騙したそうですが……焼死体に? 本体で身元確認ができない損壊遺体の横に、読めるぐらい焼け残った名刺がそっと置かれていたら怪しくないですかw  挙句に、本物の佐野も同じように焼いちゃうとは。今度はこっちに別の身分証を添付して、ぐるぐるとアリバイが確保されているのでしょうかね。

 その間にも病んだ萌弟は、街中で正隆(北山宏光)に斬りつけます。 あーあ。法が裁くのなんて待てなかったね。

 そしてついに!柿野家に乗り込んできた金貸し御一行様が、萌を掘り返している写真で脅し、要求額は一億円! いくら縁を切ったつもりでも、正隆の柿野製薬とのつながりが期待されてしまいます。でもこういうの、払ったからって収まる保証はないわけで。
「殺すしかない」
と、決意を新たにする雪映(中村ゆり) ついに主犯になっちゃうよー。 殺害に慣れた金貸し相手に、窮鼠猫を噛むのか? 包丁以外の手段を用意していて欲しいものですが、さて。 

「准教授・高槻彰良の推察」」7☆☆☆

 なんと!夜祭り体験者がもう1人!!
そしてついに明らかになる高槻先生の事情と背中の傷。ドキドキです。

 「4時44分の呪い」に怯える新聞記者畑中(森永悠希)は、呪いに「心当たりがない」と、一つだけ嘘をついた。先輩方の賄賂疑惑に触れざるを得なかったから。しかし先輩記者に続いた「呪い」を自演と見破った高槻(伊野尾慧)たちは、畑中に彼らの不正を仄めかした県警広報官遠山(今井朋彦)に接触。なのに
『全く疑っていない』
『清廉潔白と信じている』
と、繰り返される大嘘に深町(神宮寺勇太)は苦しみ、あろうことか遠山は
「君には、嘘が分かるんだね?」
とささやく。隠さなくていい、自分も祭りに行ったのだと。

 いやあ、原因の夜祭りまで一緒とは!
能力を活かし出世した大先輩に出会って、警察にリクルートまでされて。未来に希望が持てるのかと思いきや、嫌がらせのような暗黒予言が続きますよ。深町と同様の経緯で親とは疎遠、恋人はいないのが正解。友人も裏切る。社会に出ても楽になんてなれない。出世し権力も持ってから出会う嘘は、学生の頃よりも更に醜い。どれも一理あり胸に迫ります。
 でもそこで脅しを遮り、若者を守ってくれる、高槻先生のような存在が深町にはいて、遠山にはいなかった、それは大きな違いになるのでは……? 1人じゃないですよ、深町の告白を信じて畑中の調査を頼んできた佐々倉(吉沢悠)だっているじゃないですか。

 それでも自棄になり「先生には分からないですよ」と口にしてしまった深町に、自分の体験をついに語る高槻先生。誘拐され、一ヶ月後に保護された息子が超暗記能力を発揮しながらも誘拐中の記憶を無くしていたことを……、青く光る瞳すらも、父親は盛られた薬のせいだろうと現実的に。母親は、天狗の仕業だとスピリチュアルに、解釈したのだそうですよ。お、おう。両極端な。
 淡々と語りながらも震え出す声に、微笑みながらも滲む涙に、深町とはまた違う「他人には分からない」苦しみが明らかで胸が痛みます。上着を脱ぎ、ネクタイを解き、シャツのボタンを外して露わにした背中には、縦に二筋の大きな傷。そう『翼をもぎ取られた』と母が信じた痕
(パッと映された後は、背を向けて語る首筋までが映るばかりの出し惜しみなもとい節度ある映像で、もっと見たくなりましたわ…。白い白い肌に赤い黒い傷、美しかったですよね)

「呪いの方がいい」
と、畑中の周辺を調査しながらも語っていた高槻先生。怪異が原因だったなら、悪意を向けてきた誰かは存在しない筈。だから怪異を求める。年端も行かない少年にこれだけの傷を負わせて放り出す悪意などなかったのだと信じたくて。
その証拠が、希望が、ほら!深町くんと、新たに登場した遠山ですよ先生! それでもまだ
「残念だけど、本当の怪異とはそう出会えないんだ」
と絶望は続いているようです。 

 そんな彼らの近くにいながら、未だ秘密は知らずにいる 瑠衣子(岡田結実)もまた、大学院生らしく進路に悩んでいたり。ね。怪異に出会わなくてもそれぞれに悩みはあるんですよ。さて、そんな瑠衣子さんの活躍で、高槻や深町が助けられて瑠衣子さんの未来も開けたりしませんかね。
 あと2回。その後wowowに続くのも楽しみです! 
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