ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

「イチケイのカラス」1 ☆☆☆

 山積みの公判を、予定数以上こなせれば黒字。こなせなければ赤字。裁判所にもそんな収支の概念があるとは。そこはキャッチーでしたが、 型破り裁判官と優等生のコンビ自体はセオリーですね!

 ぶっちぎりで赤字の「東京地方裁判所第三支部第一刑事部」=イチケイに赴任してきたエリート坂間千鶴(黒木華)     さっさと数をこなして赤字を解消したいのに、不必要に思える合議制の裁判に関わることに。
 被告の青年長岡誠(萩原利久)  は、暴行の現行犯。この程度なら3人で合議せず、パパッと一年半求刑して終わりなのに!とイラつく千鶴と違い、入間裁判官(竹野内豊)は
「あなたの話を聞きます」
と切り出し「殴りかかられて応戦しただけ」と新証言を引き出します。その上、青年が殴った相手江波議員(勝村政信)の秘書をしていた父親(松澤一之)が、自殺したとされる全く別の事件を調べ始めて、異例の現場検証まで。それも2回も⁉︎
 ちなみに入間裁判官は高校中退で、最終学歴中卒ですって。へえ、そこから弁護士→裁判官になれるんだ。

 ドラマですからね『聞こえたはず』と自殺断定なら、聞こえなかったんですよねえ。2度目はもちろん、事故と同じ時間でしょ?『2度の現場検証は不必要』と前夜に分厚いレポートを書いた千鶴でしたが、むしろ初回から同時刻、車両も同程度交通量の五十日(ごとおび)にしておけと指摘しろって話ですよw
 目撃証言にあたり直す頃には、さすがの千鶴も協力的に。そしてシングルマザーの目撃者(松本若菜)に江波議員が解雇や取引停止の圧力をかけていたことと、長岡父は目撃者の娘を助けて踏切に飛び込んだことが判明するのですよ…。
 そこで「許せない」と江波への義憤を募らせる千鶴。法廷では「恥を知りなさい!」と立ち上がって叫ぶまでに…となるよりも、そんな事実を自分の効率主義は埋もれさせただろうことを。今までにも実際に見過ごしてきた悪事があったかもしれないことに慄いて欲しかったのですが。そこは無しで終わりでしたよねえ。ちょっと残念。

 そういえば、江波議員の口利きで大手企業に転職していたシングルマザーさん。江波を告発で失職しませんか??  被告の青年も新社会人。せっかく父が祝ってくれるはずだった就職先、大丈夫?(就職祝いを、江波が隠匿でなく目撃者宅で2ヶ月保管も怖い怖い。せめて警察に届けましょうよ)
 俳優も脚本も上手いだけにサラサラ〜っと流れがちですが、これは深く考えてはいけないドラマなのかも。 そう思うと、東大vs中卒も気になります。型破りは常に雑草育ちって、それこそガチガチの決めつけじゃないですか。
 見やすくて面白いんですけどね。視聴者に未来の裁判官がいて欲しいかな。

 弁護士時代の入間に、苦い過去あり。その当時の裁判官(草刈民代)がラスボスでしょうか。
 傍聴席の入間ファンに、チョコレートプラネットの2人w

「監察医朝顔(2)」〜最終回 ☆☆

 一家惨殺犯、捕まらず!
逮捕された男(EXITりんたろー)は模倣犯でした。真犯人は、犯行を自慢げに酒飲み話にしているそうですよ…天罰がくだりますように(でも、そう上手くいかないのがこの「監察医朝顔」orz)

 当時のノートと共に、事件捜査に協力したジィジ(時任三郎)、そんな時は大丈夫でも日常の食い違いは日に日に大きくなり。ついにつぐみちゃんの存在を忘れることも……(涙)  
そのためもあってか、今更ながらの結婚式に踏み切る朝顔夫婦。桑原父も、ジィジも立派にスピーチをこなし、良い友人に囲まれて。つぐみちゃんのドレス姿も可愛くて、幸せな1日になりました。

 正直、毎回事件の方が取ってつけた様で、普通の共働き夫婦ホームドラマで良かったのにと思います。事務やパートじゃ介護で朝顔(上野樹里)が退職しちゃうじゃないかというなら、せめて普通の勤務医では?
 第二子が生まれてのシリーズ3はあるのかしら。お母さん(石田ひかり)の遺骨も見つかって、結婚式で大団円。もう続かなくていいのかな。

「2021年冬ドラマ 総括」

 今期もどんどんと最終回、もう春の新ドラマが始まっています。早いわあ……。去年の今頃のコロナ撮休はどこへやら。普通に撮影、芸能人感染の報と聞かなくなりましたね。現場の対策が正解なのなら嬉しいです。

 さて視聴完走したのは
「俺の家の話」
「天国と地獄 サイコな2人」
「東京怪奇酒」
「おじさまと猫」
「書けないッ⁉︎ 脚本家吉丸圭佑の筋書きのない生活」
「監察医朝顔(2)」
「カンパニー 逆転のスワン」
「ミヤコが京都にやってきた!」
の8本でした!少ないw   
「オー!マイ・ボス」「バイプレイヤーズ」も中盤まで見てたんですけどねえ。まあ趣味なので無理せずいきます。

 恒例勝手にランキング〜🎊
1位「俺の家の話」圧倒的完成度!疲れるけど
2位「天国と地獄」毎週楽しみでリアタイ🌸
3位「書けないッ⁉︎」愉快な良い話

5位「カンパニー」バレエ本格的でした!
6位「ミヤコが京都にやってきた」京都旅行気分

9位「監察医朝顔(2)」解剖部分が添え物に
10位「おじさまと猫」毒にも薬にも
11位「東京怪奇酒」杉野遥亮が心配w

主演男優賞 長瀬智也「俺の家の話」寿一
       これで俳優廃業とは悲しい…
助演男優賞 宮尾俊太郎「カンパニー」高野
       まさしくこの人しか出来ない!
      林康文「天国と地獄」鑑識さん
       他の作品ででも、また見たいw
主演女優賞 綾瀬はるか&高橋一生
      「天国と地獄」望月彩子
        2人で1人w
助演女優賞 戸田恵梨香「俺の家の話」さくら
        魔性の後妻業!
声優賞 神木隆之介「おじさまと猫」フクマル
        可愛かったのにゃ〜
新人賞? 長井短「書けないッ⁉︎」AD 
  「江戸モアゼル」マリーアントワネット
     印象的でした。これからも注目

「東京怪奇酒」〜最終回 ☆☆

 出たー!大島てる!

 各階でもれなく人死にがあったスペシャル物件がある、と聞いて。事故物件のエキスパートサイト「大島てる」管理人に会いに行く杉野遥亮。順調に趣味悪いぞ!そして何故か「月刊ムー」編集長も同席w
 「怪奇現象」は、原因不明だから怪奇。でも「事故物件」はあくまで事故で、オートロックがなかった等、改善すれば事件事故を防げる理屈があるのだときちんと管理人さんは説明してくれるのに。食い下がる杉野くんは、またも怪奇酒向けスポットをゲットしてしまうのでした〜。

 店子と揉めてころされた大家さん、殺しちゃた店子、喧嘩で殺された人、犯人自殺、とまあ見事に死んでますよ。焼酎の大瓶担いで各階で弔い、献盃する杉野に見えないだけで
「気配がする」
どころか、もうずっと何人もゾロゾロ引き連れながらの宴会になってますから! どんどん混ざっちゃった杉野くん、屋上にたどり着いた頃には出来上がって、最高にハッピーだったのでした!

 で、倒れたって?
駆けつけた怪奇酒弟子(?)岡山天音には、まるで呪われたか生気吸い取られたかの様に見えましたけども。連日の怪奇酒、暴飲暴食で体壊しただけですよ、と突っ込むマネージャー。ホントかなw
 オチがついてシリーズ終了しましたが、続くのか。続編の有無は、杉野くんのキャリア設計次第なのかもしれない!

 途中では、CreepyNutsがゲストのラブホ回が面白かったです。トイレにぎっしり霊が詰まってたとか、聞いたまんまの寄せ書きノートとか、ディテールが良い。ところでそんな目にあったR-指定さんはさ、その霊感強い女の子とどうなったんでしょうw 場所変えてまたしけ込んだのかしらw

「俺の家の話」〜最終回 ☆☆☆☆☆

 こんなの泣くでしょう!! もう、まんまと泣かされましたよ!!

 一緒に育った弟子の寿限無(桐谷健太)は、実は親父の隠し子で兄弟!ハワイアンセンターへの「家族旅行」も実は昔の女たちを訪ねる旅w  なんだ色ボケ人間国宝寿三郎(西田敏行)ったら元気じゃん、と呆れている間にも、認知症は無情にも進んでいく。女に自らあげていた能の小道具を「盗まれた」と言い出すなんて。
 例によって、深刻な話を当事者は真面目に話しているのにどこか可笑しいし、それで笑っているとまたズドンと落ち込まされるでしょう?毎回感情が忙しくて、とても面白いのに疲れていると見られないドラマでしたよ…。

 実父寿一(長瀬智也)と養父2人分の「僕のお父さん」作文を書く息子も、その発達障害も、それだけで別ドラマを構えてもいい様な話なのに贅沢にも「俺の家の話」の一コマ。

 そして最終回直前になってもヘルパーさくら(戸田恵梨香)と寿一の仲ははっきりしないし、老人ホームのジュジュもとい寿三郎にも言えないし。プロレスと能の二足の草鞋は片がつかないし。どうなるんじゃこりゃ。
 ……とここで、寿一の逆縁はネタバレで知ってしまってから最終回見たんですよー。なのに、1番危なそうな試合はサラッと過ぎていたじゃないですか。てことは、道成寺の鐘的な危険が能の舞台で?それとも突然の交通事故?? なんて思ってたら。それどころでは。


 実は、年末の引退試合の事故で寿一は亡くなっていたのに。葬式も済んでいるのに。認知症の進んだジュジュはそれを忘れるどころか、目の前に寿一がいる様に会話し続けていたというのですよ。そして、同じく納得できずにいる亡霊寿一の側から私たちは、能の稽古を続け、朝ごはん食べて親父さんと語らう様子をずっと見せられていたんだと……もう家族地獄やんorz

 更に辛いし凄いのは、『寿一は死んだ』と言われてもまだ、父寿三郎には寿一が見え続け語り合い続けていることでしたね。
演目『隅田川』
生き別れている間に我が子は死んだと知らされ、認められない母の狂乱を演じる舞台の上で。謡いを務めながら寿三郎もまた、鮮明な寿一の亡霊、いや妄想と言葉を交わし、過ぎし日を悔い、今まで一度も言えなかった言葉をついに告げてしまいます。褒め言葉を。
もう涙、涙なんですよ。
でもその合間にも絶え間なく襲いかかるおふざけ💦 挙動不審なジュジュに「寿一さんが見えているのかも」と、しんみりするさくらを制する舞(江口のりこ)
「セックスシンスじゃあるまいし!」
逆、逆💦 
親父さんの『俺のせいだ』も、小さなコトなんですよ…。ラッキーが続きすぎた日の最後に、そんなの食べたら死ぬ!と譲った大きな数の子。あれを俺が食べていれば…って、関係ないよ!事故と数の子は!でも何か、何かと因果を探してしまう気持ちも分かって、ねえ。

 親父さんのために葬儀屋と打ち合わせていたまんまセットされた、寿一の葬式。戒名も長州力(本人)さんが考案済み(ハワイアンセンターで、一緒に舞台に立った潤沢からも花が!)
 ドラマ初回、久々の対面が危篤の父で取り乱していた寿一が、当時冷静だった弟妹よりも更に平然と葬式の準備をする様になっていたのにね。と思えば、おやおや、たった一年しか経ってないのね?
 舞や踊介(永山絢斗)、寿限無にしてみたら、本当に嵐の様に現れて全てを引っ掻き回して去っていったブリザードだったんだ、寿一は。でもそのおかげで、みんな言いたいこと言って少しスッキリして新しい居場所を見つけたんですね。

 ああ、また最初から見直したいぞ「俺の家の話」!!素晴らしかったです。

 エピローグ、寿一の息子が能を続けていつかは宗家を継ぐのはそれで良し。その前に寿限無が宗家も良し。分家(ムロツヨシ)に担がれた踊介が継いじゃう線はありえないから〜。でもだからって、さくらさんが踊介と結婚したのだけは、ちょうど良さがちょっと分からない💦 寿一と一緒に、納得いかないぞ!でも、愛や恋でなく、寿一やジュジュと縁を保っておくためと思うと最良の選択なのかも。金はあるし!

 そんな中、本筋に全く関係ない寿一の元嫁(平岩紙)の一言、再婚した旦那が一年育休取って私が毎日働いて「なんで旦那が褒められるねん」にもとても惹かれたのでいつかそんなジェンダー問題も書いてくださいクドカン様。
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